ヨクカンサンカチンピハンゲ

こんにちは。最近少し暖かくなりましたね。私の住む地域は例年では雪が降るはずなのですが昼間の気温が10度を超える日もあるくらい暖かいです。寒暖差で風邪をひかないように気を付けないといけませんね。

 

※ここから先は生理の話が出てきます。苦手な方は閲覧をストップしてください。

 

さて、私は風邪ではないのですが、先日産婦人科を受診しました。

体調というよりメンタル面の不調です。ある日の夕食時、イライラを抑えきれずお皿や食器を投げてしまったのです。もちろんプラスチックではなく、投げたら割れてしまう陶器製。子どもには当たりませんでしたが(当たらない方向に投げたのですが)、さすがにそれを見ていた夫に注意されました。

ここ数日は子育てが楽しく、年末年始の休みもあったため夫も家にいてくれたことが心が安らぐ要因だったのかもしれません。実際こうなったのは休みが終わってから2日目くらいの夜のことでした。

しかしこの日の翌朝、トイレに行くと生理がきていたのです。ここ最近は経血の量が少なく生理不順にもなっており、ホルモンバランスが崩れているのかな?産後一年も経ったのにまだ?と気になっていました。しかし今回は量も以前のように多く、体調が戻ったのかも…と少しほっとしました。同時に、もしかしたらイライラの原因は生理前だったからかも?とも思いました。

イライラの原因がストレスなのかホルモンなのか、はたまた別の何かなのか?できればまたお皿を投げることになる前に原因をつきとめて対処したい…子どもにけがをさせることだけは絶対に避けたい…

 

というわけで、産婦人科を受診してきました。病院には事前に電話で症状を伝え、受診を予約。生理中であることも小さな子どもを二人連れていくことも気がかりでしたが、病院はOKしてくれました。

隙あらば待合室から脱走する上の子とベビーカーから出たくて泣く下の子の相手をしながら一時間待ち(笑…えない。ただでさえ貧血気味でフラフラの生理中に来るんじゃなかったかも)、番号を呼ばれて診察室へ。先生と看護師さんの優しい笑顔に癒されながら話を聞いてもらいました。

結果、育児ストレスとホルモンバランスの乱れの両方が原因だと思われる、とのことでした。生理前のイライラは、これがもっとひどくなるとPMSと呼ばれるものになるそうで、私の場合はまだ軽度で済んでいたようです。頭の片隅で心配していた閉経とは関係ないそうで、ほっとしました。

先生「一応お薬出しておきますね。一か月分。薬がなくなる頃か、もし効かなかったらまた受診してくださいね。」

ということでいただいたお薬(漢方薬)が、今回のブログのタイトルにもなっている「ヨクカンサンカチンピハンゲ」。漢字で書くと抑肝散加陳皮半夏。乾燥させたみかんの皮が入っているそうで、子どものかんの虫などに処方されるものだそうです。説明を聞いたときは正直「え、みかんの皮…?子どものかんの虫…?」と思いましたが…

これを飲み始めて2日目、怖いくらい効いています。子どもが二人がかりで大泣きしても全然イライラせず仏の顔で対応できています。生理痛もなくなり、夜もよく眠れて体も温かくなった気がします。(私は三十年来の冷え性です)

家族にけがをさせてしまう前に受診して本当によかったです。

 

もしこのブログを読んでくださった方で同じような悩みを抱えていらっしゃる方は、一度産婦人科に相談されてみることをお勧めします。

薬局やドラッグストアでも漢方薬は手に入りますが、受診しないまま自己判断で買うと効かなかったり体質が合わなかったりする可能性があるし、お金も高くついてしまうので(お医者さんに処方してもらえたら保険適用になります)お勧めできません。

また、家族や周りの人に相談して負担を軽くしてもらうことができるといいですね。私は友人に相談したところ「うちは夫が土日のごはん担当してくれてるよ~」と教えてくれたので、夫に(仕事がない日の)土曜日のごはん担当をしてもらうことになりました。とはいえ夫も忙しそうにしているので、二人ともしんどいときは外食や離乳食レトルト、冷食などをフル活用して乗り切ろうと思います。

 

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

「自分を大切にすることで家族も大切にできる」

辛くなったときはこの言葉を思い出して日々過ごしていきたいです。