2月に読んだ本 音楽は名医

こんにちは。コロナ陽性になった隔離期間中、(不謹慎かもしれませんが)私は暇を持て余していました。というわけで、2月が始まってまだ2日ですが、こちらの本を読みました。

 

音楽は名医

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昨年10月ごろから音楽療法関係の資格を取るための勉強をしています。その内容が頭にあったせいか、とても興味深く読ませていただきました。

音楽を聴くと健康になれる!と言われても、なんか怪しいな…と思われる方がほとんどかと思います。この本を書かれた藤本幸弘さんはお医者さんでありなんと指揮者でもあります。音楽と体の関係、特に脳や自律神経、ホルモン分泌への影響などがわかりやすく書かれていて、なるほどこういう仕組みで音楽を聴くと健康になるのね~!と納得しながら読むことができました。

中でも面白かったのは、「一日一時間、ショパンのCDを聴きながら、以前にした恋愛の楽しい思い出を思い出すと、肌が10日で10歳若返った」という話。(実際に実験されてみた結果だそうです。)女性ホルモンのエストロゲンの上昇と男性ホルモンのアンドステロンの減少に作用したのだとか。私は過去の恋愛にあまりいい思い出がないのですが、好きだったスターを思い出すのでもいいそうなので、そちらにしようと思います(笑)

他にも腰痛にはドビュッシーアラベスクを、ストレスにはサン=サーンスの白鳥を聴くとよいなど、実用的な例がたくさん挙げられていました。

普段あまりクラシックを聴かないという人も、たまには気分転換に聴いてみるといいかもしれません。できれば音質のいいスピーカーで…そして一番いいのは生演奏を聴いて肌からも音楽の刺激を受けることです。

心と体にいい刺激がほしいなという方、今年はクラシックの演奏会に行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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