大晦日に読んでよかった本

こんにちは。早いもので今日は大晦日です。

私は2人目出産後、今日で退院です。

さて、今日は入院中に読んだ1冊の本についてお話しします。

 

『公務員女子のお仕事相談室』 

 

諫早市職員の村川美詠さんが書かれた2冊目の本になります。村川さんご自身が歩んでこられたキャリアやライフワーク、その中で感じたことを悩める公務員女子向けに紹介されています。

私は育児休暇中に資格取得やスキルアップをして、復帰後に備えたいと思っています。正直なところ、育休明けに周りに置いていかれないかという焦りに近い感覚もありました。

この本の中では、育休中にやっておくといいことが紹介されていました。育児をする人の目線で今の行政サービスなどを体験してみることです。

実際に子育てしてみて、想定していなかったことに困ることが何度かありました。市の子育てサービスに頼ろうとしましたがニーズにぴったりと合うものがなく、結局実家や義実家に無理をお願いすることになったり…子育て中の友人からも保育園受け入れについての不満を聞いたり…そういった経験や気づきが、仕事に復帰した後の企画やサポート体制づくりに役立つのだそうです。

市役所の仕事は介護や福祉など生活に直結するものも多く、育児に限らず普通に生活する中で経験したことが後の仕事に活きてくる…

日々の生活の中でアンテナをはりながら生活すること自体が復帰後に向けた準備になっている考えると、特別なスキルアップをしなければと焦っていた気持ちや不安がふっと軽くなりました。

 

本の中には育休に関することだけでなく、仕事のノウハウ、キャリアプランや年代別のやるべきこと、退職後の話など、自分の将来を考えるきっかけになるような内容もたくさん書かれていました。

悩んだり行き詰まったり、何かモヤモヤした気持ちを抱えている方は一度読んでみたら気持ちが軽くなるかもしれません。

 

晦日にこの本を読み終えたことで、スッキリとした気持ちで新年を迎えられそうです。

皆様も良いお年をお迎えください。