会計思考を身につける

こんにちは。下の娘の退院が決まりました!とりあえず一安心です。

しかし退院するということは、ワンオペ年子育児が始まるということ…歩きたい盛りの上の子とがっつり遊んであげられるのか?食事洗濯はできるのか?いろいろ不安はありますが、周りを頼って乗り切ろうと思います!

 

さて、入院付き添い中の空き時間を利用して、こちらの本を読んでいました。

『ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません』(小山晃弘)

https://books.rakuten.co.jp/rb/16820220/

なぜかというと、タイトルの通り会計のことがまったくわからないからです…😅

私たち市町村職員はどの部署にいても自分の担当する予算編成に携わります。ペンやインクなどの消耗品や機器のリース料、外注にかかる手数料、市が交付する補助金など、一年間に必要なお金と内訳を計算して財政部門に報告します。

もし何か新しく事業を始めたい時、まずはその目的や手段などを考えて上司に伝えますが、当然必要な予算や費用対効果についても提案しなくてはいけません。既存の事業であればこれまでの実績をもとに予算を組んだりもしますが、それとは違った難しさがあります。少ない費用で大きな成果を出す方法や、コストを削る方法…なんとか考えて提案するものの、そもそも私にはノウハウがなく「本当にこれが最善の方法なのか?」と自信を持てずにいました。(最終的には上司や財政部門に修正してもらえるのですが…)

悲しいことに市民の方から「行政は民間に比べて無駄遣いが多い」なんて言われたこともありました。そういうイメージを持たれてしまうのは残念なことです😢

そんなわけで、効率的に予算を組めて無駄遣いをしない(無駄ではないことを説明できる)ようになるために、会計のことを勉強したいと思い立ちました。

私は数字やお金の計算が苦手なので、とにかくわかりやすい本を探しました。そして見つけたのがこの本です。YouTuberで会計士の小山晃弘氏が、漫画家さんに会計についてわかりやすくお話ししていくという内容。会計の成り立ちやファイナンス理論、決算書の見方などがたくさんのイラスト付きで紹介されています。簿記や仕分けの仕方についても触れられていて、簿記3級を受けようと考えている私にはピッタリな本でした。

私が面白いと感じたのは、仕事で会計に携わることがなくても、会計思考は普段の生活にも役立つということです。投資を考えている人には「貨幣の時間価値」、評価を上げたい人には「のれん」、婚活中で相手の年収や資産が気になる人には「キャッシュフロー」など…

説明も身近な例が取り上げられていてわかりやすいので、ぜひ読んでみていただきたいです。

 

娘の退院まであと3日。空き時間にこの本を読んでは内容をノートにまとめているのですが、退院までに間に合うのかどうか。貴重な資源である時間を無駄にしないように(これも会計思考?笑)がんばりたいと思います。