2人目の赤ちゃん 出産の記録

こんにちは。今、病院のベッドからブログを更新しています。

今朝赤ちゃんが生まれました。今日は出産の記録を残しておこうと思います。

※生々しい表現がありますので、苦手な方はそっとブログを閉じてください。

 

『予兆?』

12月26日。お腹の赤ちゃんが小さいため自宅安静するようにと言われていた私ですが、1人目の子の離乳食ストックを作るためこの日は久しぶりに台所に立ちました。軟飯、鶏つくね&ソーセージ、鮭や鰤を茹でてラップに包んだもの。普段家事をしてくれる夫も日頃の疲れが出たのか、頭痛薬を飲んで横になっていたので(いつもありがとう)、夕食のお味噌汁とご飯を用意。この日はなぜか昼寝もできず、夜も就寝前まで本を読んでいました。

今思えば「しばらく自分が家にいなくてもいいようにちょっと働いておこう」と、何かの予兆があったのかもしれません。

 

『やっぱりきた!』

深夜0時30分。軽い生理痛のような痛みと、足の間からチョロっと何かが流れる感覚で目が覚めました。おりものやおしるしは相変わらず出ていたのですが、いつもより水っぽい感じだったのでトイレで確認。すると、色は薄いけれど量の多い出血がナプキンに広がっていました。

もしかして破水?と思いつつ、お腹の痛みの間隔を測ると少しずつ早くなり…10分を過ぎても痛みは弱かったのですが、念のため病院に連絡。夫と子を起こし、車で病院に送ってもらいました。

 

『経産婦だと生まれるのが早い?』

病院に到着し私を降ろした後、夫は一度家に子を連れて帰ることに。(深夜に陣痛が始まった時は、同市内の実母にお願いして子を見てもらうことにしていました)

助産師さんがリトマス紙のようなものでチェック。「破水ですね〜。来てよかったね。このまま入院か、陣痛が進めば分娩になりますよ。」

とはいえまだ子宮口は指一本分くらいしか開いていません。分娩になるまでは歩いたり座ったり好きに動いていいよー、とのこと。この時深夜2時くらいでしたが陣痛は弱く、本当に今日生まれるの?という感じでした。

経産婦さんはお産の進みが早いと聞いたことがあります。自分もそうなると思っていましたが、助産師さんに聞いてみると「陣痛が進んでから分娩までは早いけど、陣痛が強くなるまでの時間は人それぞれかな。お産の進み具合を見て、必要なら促進剤を打ったりもします。」とのこと。

私の陣痛が強くなり始めたのは6時半頃。後で再び病院に来た夫が腰をさすってくれます。

助産師さんはその様子を見ながら「8時くらいに生まれるかな?」と一言。その言葉に励まされながら痛みに耐えます。

 

『陣痛との最終決戦』

そのまま陣痛は一気に進みます。い、痛い…1人目の時より覚悟も対策もしてきたものの、痛いものは痛いです。

「もう子宮口はやわやわだけど、赤ちゃんが小さいのですぐには出さないで、たくさん息をして酸素を送りましょう。酸素マスクをつけるので鼻で息を吸って。息を吐き切ると自然と息を吸えるから、吐くことに集中してね。」

この時は痛すぎて、お腹の赤ちゃんに酸素を送ることだけに集中していました。一息吐くごとにガンバレ!という思いを込めながら。(助産師さんの指示どおりにすると楽だし、めっちゃ褒めてくれます。笑)

一層痛みが強くなった時、温かい何かが足の間から出かけた感覚がありました。いよいよ生まれるんだと感じた頃、先生が到着。看護師さんや他の助産師さんも慌ただしく分娩室に集まって来られます。

そこからはあっという間でした。助産師さんの言うようにいきみ、休憩し、陣痛に任せて力を抜いて。ついに赤ちゃんが生まれ、私は安心感で号泣。小さな体で大きな産声を上げてくれました。すごいね、偉いね、よくがんばって出てきたね。夫の手を握りながらずっとそう言っていました。

ちなみに生まれた時間は…

「8時1分。1分オーバーしちゃったね⭐︎」

ベテラン助産師さんの予言通りとなり、夫婦でおお〜!と思わず口に出してしまったのでした。

 

『赤ちゃんが小さかった原因は?』

赤ちゃんが無事に生まれ、胎盤も排出。胎盤と臍帯を見ながら、先生が言いました。

「赤ちゃんが小さかった原因は、臍帯が細かったからみたいですね。胎盤の端から伸びているここ、細くて栄養が通りにくかったのかもしれません。これはもうどうしようもないです。とにかく無事に生まれてよかった。」

そのまま私の胎盤と臍帯を写真におさめる先生。珍しいことなんですか?と尋ねると。

「珍しいというか、死産になる場合もあるので…」

その一言ではっとしました。命が生まれてくることは当たり前ではなくて、私の赤ちゃんももしかしたら生まれて来れなかったかもしれないということ。医療従事者の皆さんはそうした経験を重ねながら私たち患者のために働いてくれていること。改めて命の尊さを感じました。

 

そして今、病院のベッドで横になっています。

赤ちゃんは低体重出生児で少し酸素が必要ということで、今は保育器に入っています。順調なら明日から母子同室です。早く会いたい。夜間授乳は眠れないけど…

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

長くなったので、2人目出産のために調べた陣痛対策などは別記事でご紹介しますね。