妊娠、出産、育児のこと。

こんにちは。ブログを始めて3日目、今のところ毎日更新できていて自分でもびっくりしています。

 

今日は妊娠出産育児について、私の体験談と感じていることをまとめてみました。

 

 

『ずっとやりたかった育児。想像以上に大変だった…』

私たち夫婦は結婚5年目で子どもを授かりました。お互いの仕事の都合で結婚して半年ほど別居状態だったり、夫の夜勤が頻繁にあったり…子どもなんてすぐにできると思っていましたが現実は全然違いました。

念願叶って34歳で1人目を妊娠。職場からは「育休を長めに取得して次の子どもを産む人もいる。人事としても、産後一年とか数ヶ月で復帰されるよりはその方が育休明けの配属先を考えやすいからオススメ」と言われ、せっかくなので取得できる期間ギリギリまで育休を申請しました。

産休に入ってからも体はしんどいながら家事は普通にできていたし、資格取得に向けた勉強も安定してできていました。コロナ禍ではありましたが幸い同じ市内に実家があり里帰りもでき、お産も安産、母子共に健康でした。

 

しかし産んでからの生活は想像以上にしんどかった…!

まだ体が治りきっていない産褥期。昼も夜も授乳、おむつ替え、寝かしつけ、自分の体のケアもしなきゃならない。あとびっくりするくらい寝れない。

私は実家で実母に家事をしてもらっていたので、まだ楽な方です。ご夫婦2人だけで産後を過ごしてるおうちは本当に壮絶だと思います…。一日中育児をしてるお母さんも日中仕事に行って夜は育児をしてるお父さんもどんなにしんどいか。

しかしやっぱり子どもは可愛い。日々のちょっとしたことで成長を感じたり、思いがけず可愛い仕草をしてくれたりすると疲れが吹っ飛びます。

 

1人目が1歳になる頃に、2人目を妊娠。妊娠初期に3回ほど出血し切迫流産の診断を受け、4ヶ月間ほぼ寝てばかりいました。本当なら入院のはずでしたが上の子のお世話もあるので自宅安静にしてもらいました。

妊娠後期になると子宮頸管が短いと言われ、またまた安静生活に。赤ちゃんの大きさも小さめとのこと。成長曲線の下弦ギリギリをかすめながら、少しずつ大きくなっていきました。(36週で2,100gあるかないかというところ)

分娩先をNICUのある病院に変更するかどうかの相談もありましたが、その時にはすでにおしるしもきていたので変更はせず、少しでもお腹にいる時間を長くして大きくなってもらおうと決めました。今は元気に生まれてくれることを祈りつつ、布団の中でブログをポチポチ書いています。

 

『支えてくれる人たちがいるから子育てができる』

妊娠出産を経験してまず感じたことは、支えてくれる人たちがいなかったら育児どころか出産もできなかったということ。

1人目の出産では、幸いにも私には同じ市内の実家に帰るという手段がありました。2人目の出産が近づいた今は実母と義両親(市外に住んでいます)が代わる代わる自宅安静の私と1人目をお世話するために家まで来てくれています。本当にありがたいことです。

自分が退職しておばあちゃんになっても同じことができるように、家事スキルを磨いておこうと思います。これは自分の娘が妊娠したときに限らず、近所のママさんが同じように困っていたら力になりたいから。遠くの身内より近くの他人、な考え方が先の未来にもまだ通用するといいですが…。

 

『家事育児と仕事の両立の大変さを夫にも経験してもらえたことが嬉しい』

夫は夜勤の多かった前の仕事から、家から近くにある会社に転職したばかりです。家族で過ごす時間も増え、私が自宅安静になった今は仕事から帰るとほとんど全ての家事育児をしてくれています。(料理は義母と実母の作り置きかコンビニのお弁当を温めるだけですが、それでも充分ありがたい。)

今でこそそんな夫ですが、2人目を妊娠するまでに、育休中とはいえ家事育児はほとんど私のワンオペだった時期がありました。体力は戻っていましたが、精神的には正直つらかった…。夜中娘がぐずっても起きてくれないし(これは生物学上しかたない面もあるそうですね)、夜な夜なVRで仮想現実世界に旅立ってしまうし…(これは今もだけど笑)

そんな経験もあるので、私が動けないほんの少しの間だけでもこうして動いてくれるのを見ると、ちょっと頼りなかった夫が力強いパートナーに思えます。

これからのお父さんにとって家事育児は当たり前な世の中になってほしいですが、一人で仕事と家事育児の両立を毎日こなすのはやっぱり大変だと思います。そこに男女の差はないはず。

夫には、私が仕事に復帰してからも今みたいに一緒に家事育児をやってくれるお父さんであってほしいです。

 

『もっと家事育児のサービスがあってもいいのに』

自宅安静の診断をされたときは、どうしたものかと悩みました。夫が仕事から帰るまでの間、誰か家に来て家事や育児を引き受けてくれたらいいのに。ベビーシッターさんや家政婦さんにお願いできないかネットで調べたりもしましたが、残念ながら私のまちまで来てくれるサービスは限られるようでした。行政のサポートも受けられる状態でしたが時間や回数制限があり、毎日来てほしいとは言えない内容。保育園に預けられるのは産前産後2ヶ月のみ。か、痒いところに手が届かない…

結局家族に無理を言うしかありませんでした。幸いにも私には支えてくれる人がいましたが、そうでなかったら今頃どうなっていたのかと不安になります。

でもこれって、逆に考えるとビジネスチャンスな気もします。家族が近くに住んでいたって同じような悩みを持ってるお母さんがいるのです。ソーシャルビジネスはお金にならないという話も聞きますが、内容を見直しながら仕組みを作っていけばサービスを提供する側もされる側も嬉しい、良い循環になりそうな気がします。

(行政が手厚いサポートをするのももちろんアリですが、残念なことに税金頼みだと広く浅いサービスになりがちで、利用者が少なくて結局廃止になっちゃう…なんてこともあるんですよね。)

育休中にマーケティングや起業のことも勉強してみようかな。

 

 

また長くなってしまいました。

でも、こうして書き出すことで自分の抱えていた家事育児へのモヤモヤがスッキリした気がします。こんなタイミングではありますが、ブログを始めてよかったです。

2人目が無事に生まれてくるのをゆったりした気持ちで待ちたいと思います。

読んでくださってありがとうございました。