FF6ピクセルリマスター

こんにちは。まだまだ入院付き添いが続く中、我慢できずに購入してしまいました…

FF6ピクセルリマスター版!

 

前回のブログでも少し書きましたが、私はFFシリーズが好きで、その中でも6は1番好きな作品です。そのリマスター版が出たことを知り、即買いしました。まだFF4TAは先に進んでいません…笑

買ったばかりのFF6ピクセルリマスター(ピクリマと略しますね)も、いつ本編をプレイできるかわかりません。(付き添い中は時間があるようでないんですよね…)

 

しかし、ゲーム音楽が大好きな私はBGMだけでも聴こうと思いメニュー画面を開いたところ…なんと、サウンドプレイヤーという項目で全てのBGMが聴けるようになっていました!

早速イヤホンをつけて聴いてみました。

 

…おお…

基本的には原曲をリアルに演奏したという感じです。曲によってはかなり大胆にアレンジされていました。好き嫌いは分かれると思います。(ポルタメントそんなに入れちゃう?みたいなものもありました…)

 

元祖SFCの頃は、一曲を作るために使える音が最大で6つしかないため、それを組み合わせてBGMをつくらなければならなかったそうです。6の曲は他のシリーズに比べて木管楽器の音色が目立ち、クラシックながらファンタジー過ぎない世界観がかっこよかったのを覚えています。魔法が消え去った産業革命後の世界という背景にもマッチしていました。

ピクリマ版ではそうした縛りもなくなったようで、バンドサウンドからコーラスまで更に幅広い音が使われ、音の数も随分増えて厚みのある音楽になっていました。SFCの頃のような縛りがなければこういう曲にしたかったんだろうなという思いが伺えます。また、音質も随分生の音に近づいています。こんなに音色を表情豊かに変えられるとは…驚きです。

 

BGMの力は偉大です。こうなると情景描写も変わってきます。

例えば最初に出てくる炭鉱都市の音楽。SFC版では雪に覆われた寒い都市に屋外ストーブの煙が流れているようなイメージでしたが、ピクリマ版ではスイングの要素が前面に出ていて炭坑夫が酒場で静かに労働の疲れを癒しているようなイメージが頭に浮かびました。

戦闘シーンの音楽は随分ロックテイストが強くなりました。あのかっこいいベースラインは現在のままストリングスもクリアに聴こえて熱いです。

元祖とピクリマどちらがいいとかではなく、どちらも別物として楽しめそうです。映像はどんなふうに変わっているのかな?本編も早くプレイしたいものです。

 

しかし私が生きている間に何回リメイクされるんだろう?もっと時代が進んだらVRであの世界に入り込めたりするかもしれないですね。そうなったら夫や子どもを連れて遊びに行きたいです。長生きしよう笑

再入院

こんにちは。まだまだ寒い日が続きますね。

 

タイトルの通り、下の子がまた入院することになりました。

1月末頃から2月中旬まで喉頭軟化症で入院していた下の子。この病気は体重が増えると(軟らかすぎる状態の喉頭蓋が硬くなっていくので)治っていくそうで、ミルクを飲ませて体重を増やすことが治療ともいえます。

ところが…

退院してからは実家で過ごしていましたが、だんだんミルクを飲む量が減っていってしまい、飲むたびにむせて吐き戻すようになり…かかりつけの病院を受診すると、退院した時よりも体重が減っていました。当然、そのまま紹介状を書いてもらい元々入院していた病院に再入院になりました。

 

かかりつけの小児科の先生には、入院中と何か変わったことはあるかを尋ねられました。

前回の入院中に教えてもらった授乳の仕方も変えておらず、哺乳瓶やミルクも同じものを使っていたのにどうして悪化してしまったのか?

考えられる原因は、「気温」とのことでした。実家は冬の間は雪が積もる上に家自体が古いため、いくら暖房をかけてもやっと20℃に届くかどうか。木造なので加湿器をかけても水分は家にガンガン吸い取られていきます。鉄コン造の病院に比べるとやはり築数十年の木造住宅は寒く、寒さに弱い赤ちゃんには厳しかったのではないかと…。服や布団はもちろん足元に置けるコタツなども使って気をつけてはいたので、それでも気温が原因なのであれば実家で育てるのは難しくなってしまいます。

 

入院先の病院では「いくら気温が低いとはいえそこまで低くはならないだろうし、根本の原因は喉頭軟化症にあるので、引き続き体重が増えるようにしていきましょう」と言われました。

結局のところ、鼻からチューブを通して直接胃にミルクを送ることに。点滴もしてもらって今は落ち着いています。まずはちゃんとミルクを飲めるようになることが目標です。

私を含め周りの人の対応や生活環境も適切だったのか、先生にも確認しながらもう一度見直してみようと思います。

入院(付き添い)中の暇つぶし

こんばんは。下の子に付き添って入院してから約3週間が経ちましたが、ついに明日退院となりました!

暇なようで暇ではなかった付き添いのスキマ時間。やったことを記録しておきます。

 

寝てる間…デスクワーク

まだ生まれて1ヶ月の子。寝に入ると2時間寝る時もあります。この時間を利用して、家にいたら絶対にできないであろう会計の勉強をしました。楽天ブックスで買っていたけど読み切れていなかった会計の本を最初から再読。病院の売店でノートを買って要点を書き取りながら進めました。残念ながら最後まではできませんでしたが、まとまった時間がとれたらまた進めたいと思っています。

下の子は入院中に満1ヶ月を迎えたので、病院でお昼寝アートを撮影しようと折り紙で椿の花を作成。子を飾って写真を撮ったあとはモビールにしました。

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他にも、付き添いには病院の食事が出ないため、寝た時間を利用して買い物に行ったり、母乳を絞ったり…いろいろしているうちにすぐ時間が経っていきました。

 

授乳後のだっこの間…ゲーム

ミルクを飲んですぐ寝かせると吐いてしまうので、授乳後しばらくの間は抱っこしたままじっとしています。この時間が意外と長く身動きもとれないので、何かできないかと思案していました。SNSを見続けるというのもなんだかもったいないなと思いながらもスマホをいじっていると…

1人目を妊娠中にクリアしようとDLしていたゲームを発見!名作RPG、FFシリーズの1〜6をパッケージ買いしていたのでした。気になっていたけど手をつけられていなかったFF4 the afterをスタート。子どもの頃にプレイしたFF4のメインキャラ達が国を治める立場になっていたり、彼らの子どもたちが登場したりと感慨深いものがありました。こちらは夜中の授乳の眠気覚ましにもちょうどよく、いいリフレッシュにもなりました。まだまだクリアできそうにないので、家でもちょこちょこやろうと思います笑

 

下の子の入院の付き添いが決まった時は正直どうなることかと思いましたが、私自身もまだ産褥期にあったので、「逆に1人の育児に集中しながら体を休めるいい機会かもしれない」とプラスに考えることにしました。スキマ時間にやることを作ったため、必要以上に落ち込んだり不安になったりする時間も少なくなりました。(もちろん全く不安がないわけではありませんでしたが…)

 

明日からはまた家での忙しい日々が待っています。上の子に会えるのが楽しみです。

 

 

 

年明け早々…

あけましておめでとうございます。

遅い。もう立春も過ぎてしまいましたね…

本当なら三が日を過ぎたあたりに更新しようと思っていたのですが、産褥期の育児がハードすぎて&予期せぬことがあって今日まで手付かずになってしまいました。

何があったかというと、2人目の子どもの入院です。

 

2週間健診の頃から、2人目の子は呼吸するときゼロゼロ音がするな…風邪でもひいてしまったか、寒くて鼻が詰まったのかな?なんて思っていました。健診で助産師さんに相談しましたが、息が通りやすくなる寝かせ方を教わっただけでその日は終わりました。また、体重の増え具合がよくないのでミルクの量を増やすようにも言われました。

しかしゼロゼロ音は何日経っても治らず、夜中に息が荒くなったり興奮して過呼吸になってしまう日もあり、苦しそうな様子に不安な気持ちがどんどん強くなっていきました。そして、ある日の沐浴で体の異常に気付きました。

「喉の付け根と脇腹のあたりが呼吸のたびにへこんでいる…?」

これはさすがにおかしいと思い、ちょうど小児科で研修中の義妹に呼吸するときの動画を送ってみたところ、早めにかかりつけ医に相談か受診した方がいいと言われました。

その日はもう遅かったので翌朝(土曜日)すぐ病院に電話しましたが、もうすぐ1ヶ月健診があるのでそれまで待つか心配なら週明けに受診をと言われてしまいました。(顔色が悪くなりチアノーゼが出たら救急車呼んで小児医療に対応できる病院に直接行くという手もある、とも…そんなん待てるかー!)

結局、週明けの月曜日朝から受診。その日はすぐ家に帰れるだろうと思っていたら、なんとそのまま入院になってしまいました。しかも小児医療に対応できる片道1時間半の大きな病院に。

突然のことすぎて若干パニックでしたが、夫に電話して午後から仕事を休んでもらい、午後からその病院へ行きました。診察があってから夕方やっと入院手続きが済み、2週間の入院に。付き添いが必要なので家に荷物を取りに帰りまた病院へ、往復3時間…落ち着いた頃には夜中になっていました。

 

後日、耳鼻科の検査で「喉頭軟化症」と診断されました。気管と食道の境目にある軟口蓋(なんこうがい)というフタのようなものが、柔らかすぎるせいで息を吸う時に肺の入口に被さってしまう病気だそうです。このため息をうまく吸うことができず、ミルクをたくさん飲むこともできず体が成長できるだけの栄養がとれず、体重がなかなか増えなかったということでした。

幸いすぐに外科手術をすることはなく、ミルクをしっかり飲んで体を大きくすることで治す、という方針になりました。(成長してフタが硬くなれば治るという人も多いそうです)

 

そこからかれこれ2週間が過ぎ…退院の目安となる体重3,000gまであと少しかかりそうなので、入院も数日間延長になりそうです。

ミルクを飲む量も、日々増減はするものの入院当初に比べたらだいぶ多くなりました。勢いよく飲ませるとむせてしまうのですが、病院では無理のない飲ませ方を指導していただいたり、哺乳瓶の吸い口をいろいろ試させてもらったりと、毎日試行錯誤を続けています。

 

本当なら生後1ヶ月の頃にお宮参りをして、初節句の準備をして、1月から住む予定だった新居への引越し後の片付けをして…でしたが、ワクワクすることは全て後回しです。とほほ。

でも日に日に大きくなっていく子どものほっぺや手足を見て得られる安心感や喜びは、そんなガッカリ感を軽く超えてしまいます。ま、いっか。この子が元気に生きていれば。

 

今回の経験で、子どもの様子で気になることがあったら早めに医療のプロに相談すること、という教訓を得ました。家族に相談しても返ってくる言葉は、そんなに心配しなくても…とか、ミルクの飲ませ方が悪いのでは?とか…まるで自分が責められているような気持ちになってしまいました。(産後のメンタルの弱さよ)

それが病院を受診した途端すぐ入院なんて。このまま放っておいたら子も自分もどうなっていたのかと思うと…自分の勘を信じて受診してよかったと思っています。

 

ゆっくりでいいから、たくさんミルクを飲んで元気になりますように🍀

 

入院付き添い中にしたこと(主に暇つぶし)についても、落ち着いたら紹介したいと思います。

 

 

 

 

大晦日に読んでよかった本

こんにちは。早いもので今日は大晦日です。

私は2人目出産後、今日で退院です。

さて、今日は入院中に読んだ1冊の本についてお話しします。

 

『公務員女子のお仕事相談室』 

 

諫早市職員の村川美詠さんが書かれた2冊目の本になります。村川さんご自身が歩んでこられたキャリアやライフワーク、その中で感じたことを悩める公務員女子向けに紹介されています。

私は育児休暇中に資格取得やスキルアップをして、復帰後に備えたいと思っています。正直なところ、育休明けに周りに置いていかれないかという焦りに近い感覚もありました。

この本の中では、育休中にやっておくといいことが紹介されていました。育児をする人の目線で今の行政サービスなどを体験してみることです。

実際に子育てしてみて、想定していなかったことに困ることが何度かありました。市の子育てサービスに頼ろうとしましたがニーズにぴったりと合うものがなく、結局実家や義実家に無理をお願いすることになったり…子育て中の友人からも保育園受け入れについての不満を聞いたり…そういった経験や気づきが、仕事に復帰した後の企画やサポート体制づくりに役立つのだそうです。

市役所の仕事は介護や福祉など生活に直結するものも多く、育児に限らず普通に生活する中で経験したことが後の仕事に活きてくる…

日々の生活の中でアンテナをはりながら生活すること自体が復帰後に向けた準備になっている考えると、特別なスキルアップをしなければと焦っていた気持ちや不安がふっと軽くなりました。

 

本の中には育休に関することだけでなく、仕事のノウハウ、キャリアプランや年代別のやるべきこと、退職後の話など、自分の将来を考えるきっかけになるような内容もたくさん書かれていました。

悩んだり行き詰まったり、何かモヤモヤした気持ちを抱えている方は一度読んでみたら気持ちが軽くなるかもしれません。

 

晦日にこの本を読み終えたことで、スッキリとした気持ちで新年を迎えられそうです。

皆様も良いお年をお迎えください。

2人目の赤ちゃん 陣痛対策

こんばんは。

私は今朝、2人目の赤ちゃんを生んだばかりです。

1人目の出産では陣痛〜出産にかけてめちゃくちゃ痛かった(私比)のが軽くトラウマだったので、2人目の時は少しでも楽になりたいと思い、YouTubeや人様のブログでいろいろな陣痛対策を調べていました。

今回の出産で試してみて、前回よりだいぶ楽に乗り切ることができました。その方法や心構えなどをいくつかご紹介します。

 

『出産は楽しいもの』

いきなり何?と思われた方もいるかもしれません。

これは私の義母が教えてくれた言葉です。陣痛から出産までのバタバタ感がジェットコースターみたいで面白かったのだと言っていました。1人目の出産はこの言葉をおまじないにしていましたが、子宮口全開大くらいで「お義母さん…楽しくないです…」と心が折れそうになったのを覚えています。

しかし子宮口全開大になるまでの間、この言葉が背中を押してくれたのも事実。初めての出産でもあり、その経過は人それぞれ。怖がるよりも能動的にお産に向かいあった方がうまくいくという話も聞きます。

今回私は2人目の出産でしたが、赤ちゃんにいよいよ会えるんだという前向きな気持ちを持って臨んだことで心が折れることはありませんでした。痛いんだけどね。

 

『重力の力を借りて産む』

1人目の出産ではひたすら横になって陣痛に耐えていた私。痛過ぎて死ぬかと思いました。(あくまでも私比です。大丈夫生きてます。)

2人目出産を目前に控えYouTubeを見ていたら、陣痛の痛みをやり過ごす方法として重力の力を借りるというものがありました。横になるのではなく、足の指を立てて正座するような形で、骨盤の下の骨(恥骨というのかな?)を手で押さえながらわずかに前傾すると楽になるそうです。このとき、かかとは肛門と会陰の間くらいに当てるといいそう。

実際にやってみると随分痛みが楽になりました。子宮口6センチくらいまではこれで充分耐えられました。

ただ個人的にしんどかった面も。長時間やると足の指先が痛くなること、陣痛の感覚が短くなると合間に横になって休みにくい(体力の温存が難しい)ことです。これをクリアするのに重宝したのがバランスボール。バスタオルを巻いて上に上半身を乗せ、抱っこするような形をとります。足は正座を崩して楽にした感じ。陣痛の合間はこの姿勢で足先を休め、体もバランスボールに預けながら休憩することができました。結局子宮口全開大になるまでこのやり方を続け、周りの人とギリギリ会話できるくらいの余裕を持ちながら出産に至ることができました。

(他にも四つん這いになるとか立って歩くとか、人それぞれ楽な姿勢は違うようです。陣痛が軽いうちにいろいろ試してみるといいかもしれません。)

 

『痛い時こそ両目を全開にする』

陣痛が襲ってくるとぎゅっと目を瞑ってしまいがちですが、ここを敢えて両目を全開にし、ちょっと上を向くことで赤ちゃんに負荷がかかるのを抑えることができるようです。これは分娩台に上がってから、いきむ時にも有効でした。いきむときにはおへそのあたりを見るよう言われますが、余計な力が他に逃げず下腹に集中できた気がします。

 

YouTubeやブログで調べると他にもいろんな技が紹介されていました。再生回数やコメントが多い投稿を参考にさせていただいたので、キーワード検索等ですぐに見つかると思います。不安に思われている方がいらしたらぜひ調べてみてください。

もちろん私の体験談でよければお答えしますので、気になることなどありましたらコメントください。

 

読んでくださってありがとうございました。

2人目の赤ちゃん 出産の記録

こんにちは。今、病院のベッドからブログを更新しています。

今朝赤ちゃんが生まれました。今日は出産の記録を残しておこうと思います。

※生々しい表現がありますので、苦手な方はそっとブログを閉じてください。

 

『予兆?』

12月26日。お腹の赤ちゃんが小さいため自宅安静するようにと言われていた私ですが、1人目の子の離乳食ストックを作るためこの日は久しぶりに台所に立ちました。軟飯、鶏つくね&ソーセージ、鮭や鰤を茹でてラップに包んだもの。普段家事をしてくれる夫も日頃の疲れが出たのか、頭痛薬を飲んで横になっていたので(いつもありがとう)、夕食のお味噌汁とご飯を用意。この日はなぜか昼寝もできず、夜も就寝前まで本を読んでいました。

今思えば「しばらく自分が家にいなくてもいいようにちょっと働いておこう」と、何かの予兆があったのかもしれません。

 

『やっぱりきた!』

深夜0時30分。軽い生理痛のような痛みと、足の間からチョロっと何かが流れる感覚で目が覚めました。おりものやおしるしは相変わらず出ていたのですが、いつもより水っぽい感じだったのでトイレで確認。すると、色は薄いけれど量の多い出血がナプキンに広がっていました。

もしかして破水?と思いつつ、お腹の痛みの間隔を測ると少しずつ早くなり…10分を過ぎても痛みは弱かったのですが、念のため病院に連絡。夫と子を起こし、車で病院に送ってもらいました。

 

『経産婦だと生まれるのが早い?』

病院に到着し私を降ろした後、夫は一度家に子を連れて帰ることに。(深夜に陣痛が始まった時は、同市内の実母にお願いして子を見てもらうことにしていました)

助産師さんがリトマス紙のようなものでチェック。「破水ですね〜。来てよかったね。このまま入院か、陣痛が進めば分娩になりますよ。」

とはいえまだ子宮口は指一本分くらいしか開いていません。分娩になるまでは歩いたり座ったり好きに動いていいよー、とのこと。この時深夜2時くらいでしたが陣痛は弱く、本当に今日生まれるの?という感じでした。

経産婦さんはお産の進みが早いと聞いたことがあります。自分もそうなると思っていましたが、助産師さんに聞いてみると「陣痛が進んでから分娩までは早いけど、陣痛が強くなるまでの時間は人それぞれかな。お産の進み具合を見て、必要なら促進剤を打ったりもします。」とのこと。

私の陣痛が強くなり始めたのは6時半頃。後で再び病院に来た夫が腰をさすってくれます。

助産師さんはその様子を見ながら「8時くらいに生まれるかな?」と一言。その言葉に励まされながら痛みに耐えます。

 

『陣痛との最終決戦』

そのまま陣痛は一気に進みます。い、痛い…1人目の時より覚悟も対策もしてきたものの、痛いものは痛いです。

「もう子宮口はやわやわだけど、赤ちゃんが小さいのですぐには出さないで、たくさん息をして酸素を送りましょう。酸素マスクをつけるので鼻で息を吸って。息を吐き切ると自然と息を吸えるから、吐くことに集中してね。」

この時は痛すぎて、お腹の赤ちゃんに酸素を送ることだけに集中していました。一息吐くごとにガンバレ!という思いを込めながら。(助産師さんの指示どおりにすると楽だし、めっちゃ褒めてくれます。笑)

一層痛みが強くなった時、温かい何かが足の間から出かけた感覚がありました。いよいよ生まれるんだと感じた頃、先生が到着。看護師さんや他の助産師さんも慌ただしく分娩室に集まって来られます。

そこからはあっという間でした。助産師さんの言うようにいきみ、休憩し、陣痛に任せて力を抜いて。ついに赤ちゃんが生まれ、私は安心感で号泣。小さな体で大きな産声を上げてくれました。すごいね、偉いね、よくがんばって出てきたね。夫の手を握りながらずっとそう言っていました。

ちなみに生まれた時間は…

「8時1分。1分オーバーしちゃったね⭐︎」

ベテラン助産師さんの予言通りとなり、夫婦でおお〜!と思わず口に出してしまったのでした。

 

『赤ちゃんが小さかった原因は?』

赤ちゃんが無事に生まれ、胎盤も排出。胎盤と臍帯を見ながら、先生が言いました。

「赤ちゃんが小さかった原因は、臍帯が細かったからみたいですね。胎盤の端から伸びているここ、細くて栄養が通りにくかったのかもしれません。これはもうどうしようもないです。とにかく無事に生まれてよかった。」

そのまま私の胎盤と臍帯を写真におさめる先生。珍しいことなんですか?と尋ねると。

「珍しいというか、死産になる場合もあるので…」

その一言ではっとしました。命が生まれてくることは当たり前ではなくて、私の赤ちゃんももしかしたら生まれて来れなかったかもしれないということ。医療従事者の皆さんはそうした経験を重ねながら私たち患者のために働いてくれていること。改めて命の尊さを感じました。

 

そして今、病院のベッドで横になっています。

赤ちゃんは低体重出生児で少し酸素が必要ということで、今は保育器に入っています。順調なら明日から母子同室です。早く会いたい。夜間授乳は眠れないけど…

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

長くなったので、2人目出産のために調べた陣痛対策などは別記事でご紹介しますね。